ソニーエアボードから富士通らくらくパソコン4へ

 現在満80歳を超える母のメールとインターネット端末機として、2003年春に購入したポータブル液晶テレビのソニーエアボード IDT-LF3を8年間に渡って使ってきました。タッチペンによる画面操作と五十音順タッチ操作入力により、キーボードとマウスでの操作ができない母にも、何とか使いこなせてきました。
 その間のWeb環境の変化により動画サイトなどが増え多くのホームページが正しく表示できなくなり、ほとんどテレビ視聴とメール端末としてのみの使用となってきました。
 さらに、7月24日のアナログTV放送終了によりテレビとしての使用ができなくなったのに加えて、姉が携帯電話をソフトバンクに機種変更したところ、エアボードのメールソフトでは添付写真付きケータイメールを正しく表示できなくなったことにより、ソニーエアボードの使用継続も限界との結論に達し、後継機種を探すことにしました。

 ソニーエアボードシリーズの後継機にも期待してきたのですが、ロケーションフリー機能がこのシリーズの機種を使って海外居住者に日本のテレビ番組を伝送することを仲介する業者とテレビ局との著作権訴訟を招いたことから、全面的に製造打ち切りとなってしまいました。
 そうするうちに、iPadのようなスレート型端末も数多く出てきたものの、五十音順タッチ操作入力に対応したものがなく、結局兄姉と資金を出し合って、富士通らくらくパソコン4 LIFEBOOK AH/R4を購入するに至りました。
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 写真左がソニーエアボードIDT-LF3、右が富士通らくらくパソコン4 AH/R4です。

 富士通らくらくパソコン4の利点は、画面への指タッチでほとんどの操作ができることです。電源を入れますとしばらくして「らくらくメニュー」というものが画面に出てきて、それらの中からやりたい作業のところを画面タッチすると、それぞれのソフトが起動するようになっています。
 五十音順タッチ操作入力もエアボードのものよりはるかに洗練されており、読みの2~3文字をタッチしたところで変換候補の言葉がずらずらっと出てきて、それらの中から言葉を選んでタッチするだけで文章を入力していけるようになっています。
 ソフトの操作も、マウスを使わず画面上のコマンドボタンなどを直接タッチしておこなうことができ、スクロールも画面を指で上下になぞるだけです。
 一応キーボードとスライドパッドを備えていますが、ほとんど画面タッチとキーボード奥に並んでいる電源ボタンやらくらくメニューと五十音順タッチ操作入力パネルを呼び出す丸いボタンだけで操作が可能です。

 なお、大変操作が簡単ならくらくパソコン4ですが、買って直後の初期設定だけは、普通のパソコンと変わらないややこしいところがありますので、購入店やパソコンに詳しい人にお願いする必要があるでしょう。

 これより性能の良いノートパソコンが十万円以下で買える今日、ちょっと割高感があるパソコンですが、キーボードが使えない高齢者や小学生以下の家族が一緒に使えるパソコンとしては、私が知る限り今のところこれ以外にはないのではないかと思います。

 まずはらくらくパソコン4でメールのやりとりから始めた母ですが、インターネット検索での調べものやWordでの自分史作成というところくらいまで用途を広げて行ければと思っています。他にもたくさんのソフトが入っていますが、それらを使うことはまず無さそうです。

 これだけキーボードやマウスを使わずにパソコン操作ができるのであれば、思い切ってキーボードを省いてiPadスタイルのらくらくパソコンにして、値段も安くすればもっと注目されると思いますね。

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